第2章

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「いつも通りねー了解!!」 そういうと大輔と加奈は正面からオークに突っ込んでいく。 「がぁぁ!!!」 オークは手に持っていた木の固まりを地面に叩き付ける。その瞬間、二人は飛び上がり加奈は二本の剣で。大輔は刀でそれぞれ顔に傷を付けた。 「ぉぉぉぉ!?」 「よーし、怯んだぞー、会長」 「了解。梨花!目を狙えますか?」 「勿論です」 そういうと弓筒から矢を取り出し、狙いを定めて放つ。弓は迷うことなく一直線にオークの目を打ち抜いた。オークは凄まじいうなり声を上げながら、木の固まりを地面に落とし、両手で顔を抑えた。 「会長!!!!」 「準備完了!!!加奈、大輔!!離れてください!!ダブルカノン!!!」 会長の持っている2丁拳銃は青い光を放ち、2丁揃えて。トリガーを引くと、青白い電光の様なレーザーが発射されそのままオークの体を貫いた。 「がぁぁぁぁ!!!」 オークはその場に倒れ、その後すぐに、オークは紫色の煙となり、風に消えていった。その一部始終を見ていた生徒たちは生徒会に拍手をする。 「皆さん、無事ですね?」 会長が尋ねると、生徒全員は首を縦に振った。 「良かった……それではとりあえず我々は生徒会室に戻りましょう」 加奈、梨花、大輔は頷き、生徒会室に向かった。 (それにしても本当に最近はモンスターがこっちに来すぎている。我々だけで対応しきれるだろうか?)
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