青春

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「まったく、委員会サボったのこれで何度目だ?」 やっと俺と悠哉の息が整った頃、朝陽が呆れたように言った。 これは朝陽もお説教モードか? 「いや、サボったんじゃないんだよ、忘れてただけで……」 「同じだろ、それじゃ」 あ、何も言えない、駄目だこれ勝ち目がない。 これは朝陽からも長々とお説教を受けるのかな、なんて思ったけどそんなことはなくて。 朝陽はやっと肩から夕陽を下ろして地べたに座り、小さく溜息を吐いた。
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