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昼休みの開始を告げるチャイムが鳴り響き教師が教室を出ると、少しずつ教室内にザワザワと話し声が聞こえ始める。
ここは『とりま高校』と呼ばれる学校。
『俺』こと姫野 蛍の通う高校で、ここで「俺たち」は青春を謳歌している。
あと俺は蛍なんて名前でもれっきとした男だから、間違えないように!
「あー、極楽だ」
青春を謳歌しているってさっきいったけど、今の俺はストーブの前で体育座りをしている。
端からみたら老後のおじいさんだ。
いや言い訳をさせてくれ!
だってもう冬だよ、さすがに寒いよ?
子供は風の子だって言うけど、高校生ともなれば話は別じゃない!?
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