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  ++―――++  次の日。  宙はエリックと一緒に、公園へ遊びに来ていた。  午前中のそこは、珍しく誰も居ない。  宙は、広場を走り回ったり遊具で遊んだりと、広い公園を目一杯楽しんでいる。  エリックはベンチで時折手を振り返しながら、ただ見守っている。  日焼けするからと、長い袖に帽子といった格好をさせられた。が、自分にはそういった変化は起こらないのは知っている。  とはいえ宙の言ったことなので、おとなしく聞いていた。 「エリック、こっち来てー」  ジャングルジムの向こうから宙の声がした。  楽しそうというよりは少し警戒したその声音に、すぐ立ち上がる。  あちらは確か砂場だ。  
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