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一緒についていくと言った江実を上田さんはやんわり制止し、私だけを飛行機の近くへと誘導した。
「いきなり申し訳ありません。機長が飯島様とお話ししたいと。要件はお分かりかとは思いますが」
折れた機体から中へと入る。
色々なモノが焦げた臭いに吐き気がする。
前方のドアは無傷でドアを三回のノック。
「飯島様をお連れしました」
「入っていただいて」
中から聞こえた声に先導されドアを開けた。
上田さんは私に中へ入る様に促し、その場から居なくなった。
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