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「木牢壁」
拙者は木属性の魔法を使ってドーム状に牢屋を作り奴ら"混沌の裁判官"を全員拘束した
「中々やるな。やっぱじーさんと同じミーアの12大魔導士の肩書は伊達じゃないな」
バース殿が言ったがこの程度では時間稼ぎにもならないだろうな
「この程度で拘束したつもりかよ?黒炎竜」
"混沌の裁判官"の一人が黒い炎で作った竜で木牢壁を破壊した
「全く、壊すんならもっと上品にやりなさいよ。私の服が台無しになったらどうすんのよ」
「なら態々そんな服着てくるなよ」
"混沌の裁判官"の奴らは何やら口喧嘩を始めた
「お前たち、そこまでにしておけ。我らは忙しいのだから」
奴はそう言い、周りに黒い球体をいくつも作り出した。どんな魔法かはわからぬが込められた魔力が異常だ
「皆、あれは喰らうでないぞ!」
「いったい何人防げるだろうな?」
球体はどんどん加速して拙者達に襲い掛かってきた
「なるほど、星属性の魔法か。中々珍しい魔法を使うな」
カズヤ殿が冷静に敵の魔法を分析している
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