第1章

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今日も退屈な1日だった。 代わり映えのない毎日。 心のなかで今日十数回目のため息をつく。 私の学校は結構な進学校だ。 私自身成績は悪くない。むしろいい方だ。 でも。 なんの趣味もない。ただがむしゃらに勉強している。 周りからはそう思われているようで、全く友達というものがいなかった。 学校から帰って来て、ふとリビングの机の上に目を向ける。 ―またか。
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