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「うん、他のは挑戦できなくて。」
「えー?もったいなーい。
って……えっ!?? 」
「何?急に大声出さないで…よ…」
驚く鈴華の視線の先には黒っぽい服を着た、背の高い男の人。
言葉が出なくなるほど整った顔をしていた。
「何であの方がいるのー!? やばっ!ほらレイあの人だよ!前話した…覚えてる? ショウさん!」
「…誰だっけ?」
「もう、レイってば何にも覚えてないんだから!言ったでしょ、ショウさんが話しかければ好きにならない女はいない、しかも本人は来るもの拒まず去るもの追わずだって。でもショウさんが女に本気になることはないの。」
―そういえばそんな最低男の話聞いたことある気がする。確か…
「鈴華好きって言ってなかった?」
「うーん、好きだよ。
アイドルだもん。鑑賞用。」
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