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"理由なき殺人"と出生時の苦痛の関係
最近は中学生が人を殺すこともめずらしい話ではなくなったが、そのたびに、マスコミでは「なぜ彼が?」といった特集記事を組む。
しかし精神病理学者スタニスラフ・グロフの説からすれば、中学生が人を殺すのは、なんら不思議はないようだ。
彼はその理由として、赤ちゃんが母親の胎内から生まれてくるとき、産道で多くの苦痛や苦悩を体験することをあげている。
出産後、その記憶が放っておかれると、苦痛や苦悩が心にたまり、やがて発散を求めて殺人を犯すようになるというのだ。
なるほど、これなら特別な動機が見当たらない中学生が、突然人を殺すのも納得できる?
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