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カイン自身がめりめりと花弁を押し広げ、私の中に入ってくる。
指で突起を弄び、奥までカインが突き挿す。
声にならない声をあげ、快感と苦痛にもがく。
私の指にカインの指が絡み、安心させるように頭を撫でる。
「動くぞ。段々気持ち良くなるから…」
カインがゆっくり腰を動かす。
「っ…は…、ぁ、ぁあっ…んっ…」
カインを見上げると、目を閉じて何かに耐えているように見えた。
「キョウカ…、少し、力抜けるか?」
「わ、わからない…」
初めての感覚に身体中に力が入っているのはわかっているけど…力の抜き方がわからない。
私の耳朶を指で弄ぶカイン。
ゆっくり顔を近づけると耳朶を甘噛みした。
「っ…やぁんっ」
耳の中にカインの湿った舌が挿し込まれると、くすぐったさに身をよじる。
「そうだ、そのまま力抜いてろよ。」
カインの腰が一層激しく動き、痛みが徐々に快感に変わる。
吐息が乱れて、途切れ途切れに甘い声が溢れる。
「キョウカ…、はっ、あ…気持ち、いいのか?」
恥ずかしくて顔を真っ赤にしてしまう。
「ふっ、なら…これならどうだ?」
より一層激しく腰を打ち付けるカインは、楽しんでいるように目を輝かせている。
カインから与えられた快楽にもがき喘ぐ自分の声が部屋に響いた。
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