第1章

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【なごやめし物語】 「なごや飯を、家庭でも再現できるような、レシピをフェイスブック(FB)で書いてみたら?」 雑誌Nagoyan編集長、シンディさんからそう言われた。 「はい、やってみます!」 私、里香は40歳の主婦。食べ好きが高じてFBに自作料理を載せる。その過程でシンディさんとお友達になった。 元和食料理人のシンディさんは、編集長のほかに自作HPを持ちそのアクセスは驚異の1000万ページビューアを誇っている。それをまとめ‘至極のレストラン’という本を出版したばかり。有名ブロガーとして料理教室や、食に関するイベントも企画していが最近は、ゴルフばっかり?私の、憧れの人?でも先ずは食べなきゃね。 【やっぱ、味噌煮込みうどんだぎゃ】(山本屋総本家) (…美味しい、癖になる味だわ) ぐつぐつ煮たぎる土鍋の中は、茶色い出汁と、堅い麺、そして名古屋コーチンのかしわ、燦然と輝く黄身が美しい。私は最後の一滴までぐびぐび飲み干した。お代わり無料のお漬物とご飯は四回もお願いしたわ。勿論、卵ダブル(2個)でね!(卵は、2個まで無料)…夜は喉の渇きに苦しみ、名古屋の名水を何本も飲むはめに。 『レシピ』(材料)鶏…30g/八丁味噌…40 g/カツオのだし汁…500 g/生きしめん…1袋/葱15cm/かまぼこ…2切/卵…1個/醤油・みりん・大匙1杯・砂糖…小さじ1杯 1. カツオのだし汁に鶏を入れ、沸騰するまで煮る。 2. 調味料を入れ、軽く溶き、生きしめんを投入。 3. 卵・かまぼこ薄く切った葱を入れ、生めんが煮えたら完成! (なかなか、いけるわ?)23いいね 【なごやと言えば、えびふりゃーだがや】(知多 まるは食堂) テレビ塔の前の立ち飲み屋台で、ドイツビール片手にシンディさんは言った。 「味噌煮込みうどん。なかなかいいね。うーん、でも何か大切なことを忘れていない?名古屋と言えば?」 里香「名古屋城…。金シャチ…シャチ。そうか海老フライですね!シンディさん」 早速二人で、ラシックの食堂に行く。 「シンディさん、エッ海老が20cmもあります!」 「そう、尾張名古屋は海老で持つ!さあ食べよまい!」 『レシピ』(材料)車エビ…4本/薄力粉… 適量/卵… 1個/パン粉塩コショウ揚げ油… 適量 1.塩コショウ・薄力粉・卵・パン粉を、順番にまぶし、高温でカラッと揚げる。
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