温度

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あ、ども、澤です。名前は、一です。一って書いて「はじめ」です。名前の由来は、親が名前は一番画数が少ないのにしたかったそうです。まあ、書くの簡単だし、名字画数多いけどな。それにしても「一」って短すぎねえか。もっとなんかあっただろって。一画なんて「乙」とかの方がかっこいよくないか。まあ、実際に付けられたらやっぱ「一」の方がいいなって思うんだろうけど。 俺は、最近恋人ができました。できたっていうか、もともと傍にいたやつがもっと傍に寄せられる関係になれたっていうか。相手、女じゃないからまだそういうことはしてないんだけど、そのうちいろいろ調べて実践しようとは思ってる。でも、あんまり無理させたくないからゆっくり進めていこうとは努力している。好きなやつだから。それは当然のことだろ?俺は多分うまくやれると思ってる。相手は、そこまでを望んでるかは…今度聞いてみようかな。 どうも、岸です。名前は、海斗って言います。名前の由来は、親が海と星が好きだったからです。海はそのままで、星は北斗七星の「斗」を取ったそうです。そこはさ、「星」を取ろうよって思うじゃん。「海星」ってかっこいいじゃん。「うみほし」じゃないよ、「かいせい」だよもちろん!でも違うんだよね、選ばないんだよね、何でだろうね。 俺はまあ、そのなんていうか…いや、もう隠しません。目見えないんですわ。最初からじゃないよ、18歳くらいからかな。もうそれはもうあっさりと視界は真っ暗になりました。蛍の光なんていつ流れたんだろうね、ほんとにさ。でもね、その瞬間はすごく幸せだったんだよ。その瞬間、俺は俺の一番の存在と、最強の存在と一緒にいて、それはもう甘い終幕の時間を過ごしたんです。それはそれはめくるめくな夜だったよ。ちなみにその時の話は内緒なんだけどね。ふふ。
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