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《千晃said》
朝から不良に絡まれるなんて、入学早々ついてないよね…。
これも全て…
「宇野ちゃ~ん。置いてかないでよ。」
そう。私を置いていった宇野ちゃんのせい。
「おかげで、朝から不良に絡まれちゃったよ~。」
1人で怖かったし。強気の宇野ちゃんもいなかったし。
「だ、大丈夫!?何もされてない??」
「ふふ。大丈夫だよ。」
そう。宇野ちゃんは心配性だから、私に何かあるといっつも心配してくれる。お母さんみたい。
「宇野ちゃ…「千晃。」
遮られた…。しかも…。
「にっしー、誰この可愛い子達。」
あれ??知らない人だ。ん~でも見たことあるきがするよ~なしないよ~な。金髪の関西弁といえば…。
「真ちゃん!」
真ちゃんだ。やっと思いだした。小学校は仲良かったんだけど、中学校は離れちゃったから久しぶりだ。
「ちあちゃん…!久しぶりやんな。相変わらず可愛いな。」
可愛いだって。真ちゃんもかっこよくなって。
「んふふ。ありがとう!真ちゃんも、かっこいいね。」
あらら??真ちゃんの顔が紅くなってる。熱なのかな??
「大丈夫??真ちゃん、顔が紅いよ??」
「あっ、おん。大丈夫。」
なら、良かった!
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