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なんなのよぉぉぉ!
身体も許さない、結婚する気がない女だから、別の女に声をかけたって...
声をかけた別の女は私と一緒に働いていて、私の横にいつも座っている沙耶ちゃんで...
それで、私が嫉妬して、結婚するって言うかもしれないって思ったって...
最低っ!
どこまで私をバカにしているの?
いや、私だけじゃなくて、要さんは沙耶ちゃんもバカにしている。
そう思った。
身体を許さない私が要さんを信用していないって...そんな考えって要さんだけの尺度で私を見ているだけじゃないの?
私が身体を許さないってのは...信用していなかったからじゃない。
私は要さんを心から信用していた。
要さんは父のような兄のような、そんな暖かい大きな気持ちで私を包んでくれて、何かあったら相談しろって言ってくれて、本当に信頼して好きだった。
ゆっくりと穏やかな愛情って思ってたのに....
身体を許さなければ、信頼が成り立たないというの?
ふざけないで欲しい。
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