action 2

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「確かに晶は綺麗だし、男の人にもよく声を掛けられる。だけどそういう男は下心を持っている事が多いでしよ? だから晶が男の人に警戒してしまうようになったのも、私は仕方がない事だなぁって思ってるよ」 優しい口調で話して、ティーカップの中に入ったアールグレイの紅茶を飲み干した依代ちゃんは、ティーポットに残っている紅茶をカップに継ぎ足した。 そして私の顔を見て 「仕方ないと思うけど……」 と、言葉を濁したから、私は 「けど…?」 と、聞き返す。 依代ちゃんが何を言おうとしているのか? 戸惑いながら依代ちゃんを見つめると、依代ちゃんは、クスっと柔らかく笑って言う。 「晶は、本来は素直過ぎる性格だからねー」 「素直過ぎる? そ、そうかなー?」 苦笑いをして否定したのに、依代ちゃんはゆっくりと首を横に振る。
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