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だからーーー
「うん。それはまた今度...」
と苦笑いして
「沙耶ちゃん、一緒に飲みに行こう。全部話すから...」
そう告げると沙耶ちゃんは
「わかりました。全部、聞きます。私で良ければ、全部、話を聞きますから。思う存分なんでも言っちゃってください」
と、言って。
やっぱり、いい子だなと。
私は自然に「ふふ」と笑みが零れてしまった。
「とりあえず、私は新たな恋を探す為の活動するから、沙耶ちゃん私の恋を応援してね」
私が明るく笑って言うと、沙耶ちゃんは「もちろんっ!応援しますよお!」と満面の笑みを見せた。
それからお互いに顔を見合わせて、クスクス笑っていたのだけど、
私の視界にチラっと人影が入り込んで。
その人影の主はーーー要さん。
なんで? 要さんが...って思ったけど、エレベーターから降りてきたのだとわかった。
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