action 3

4/33
前へ
/659ページ
次へ
弱々しい笑みを浮かべる久遠ちゃん。 いつもの久遠ちゃんじゃないようなーーーー私はそんな小さな違和感を感じた。 久遠ちゃんは自分のスマホの着信に気づいて、スマホを見た。 そして私達に友人達がもうそこまで来ていると、 「お店の入り口まで、迎えに行ってきますね!」 そう言って、個室から出ていった。 この時の久遠ちゃんの顔はさっきの表情は何処にもなくて、いつもの明るい笑みだった。 だから私は気にし過ぎかもしれないって、そう思って。 それ以上は深く考えないで、男子達の登場してくるのを待った。
/659ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6336人が本棚に入れています
本棚に追加