第1章 秘密の恋人

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「どうして……おまえはいっつもそうなんだ……」 力づく レッスン室の床に僕を押し倒し 「いっつもそうって?」 可偉人は涼しい顔して己の制服を脱いでゆく。 「自分勝手で……自己チューで、人の気持ちなんてこれっぽっちも考えないっ……!」 ダンスで鍛え上げられた身体は 幾ら跳ね除けようとしても バネのように撓ってびくともしない。 「浮気者!昨日の女はどうしたんだよっ……!」
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