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『はーるを愛するひーとはーこーころ清き人ー』
始まりの4月
四季の唄を歌う彼がおそらくメイン?の1人なはずである
『だーかーらぁー!お前の起こし方が悪いから寝坊すんだろ!!』
『寝坊したのはお前であって俺は全くのノーダメージだけどな』
『ん?』
背後からのけたたましい声に振り返ると真逆で同じ2人がいた
真逆で同じの意味がわからないって?
こういうことらしい
『顔そっくり!マジの双子だ!!』
夏『あぁ?誰だお前』
秋『同じ制服着てんだからうちの高校の人間に決まってんだろ』
『お前らも白樺の生徒だよな!俺編入してきた須藤春!!』
四季の唄を歌っていた少年は須藤春(スドウハル)という名前だった
夏『編入生が来るって噂になってたのはお前のことか』
秋『俺は向井秋、こっちは愚弟の夏だ』
夏『生まれたのは1分と違わねーけどな!』
一卵性双生児の向井夏と秋
茶髪でネクタイもたるんで制服を着崩してるのが夏
眼鏡をかけ優等生そうに見えて眼光鋭いのが秋だった
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