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「後、三年、
中央学園都市に残らないとな」
研究を続けて、流々と会うのだ。
「そうだな」
東雲は、
本を開くと、ノートに数式を書いていた。
三年後。
和弥は、
中央学園都市に残っていた、
東雲とはグリーンで別れた後、
別の道に進んだ。
それぞれが最善を尽くさないと、
もう一度流々には会えない。
燃料の研究と、
宇宙船のエンジンの構造で特許を取った和弥は、
中央学園都市で自分の研究室を持つまでになった。
東雲も変わらず、活動し、
中央学園都市で教授の道へと進み始めていた。
色々あるが、
東雲は和弥が理想の相方には違いがないようで、
時折、疲れてやってきては和弥をデートに誘っていた。
話しは流々のことが多かったが、
ディナーの後には必ずホテルの予約があった。
すっかり、
疲れた東雲を癒すのが、
和弥の役目になってしまっていた。
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