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ついに耐え切れなくなり、半ば勢いで退職してしまいました。
暫く席を残しておくと、なんならまた有給休暇でもいいと、そんな暖かいお言葉もいただきましたが、全てを辞退し、結果僕は逃げました。
僕は本当にバカでした。
そんな優しさも全部が辛いなんてふざけたことを思っていました。
それから会社に戻ることもなく、しばらく何にもやる気が起きず、結局今では当時お世話になった各方面の人脈に頼り、色んな方々のお仕事を手伝いながら、状態のさほど変わらない母と暮らしています。
過去を比較的客観的に見直せるようになったのはごく最近です。
仕事以外本当に何もしていなかったことに気付き、結果そうして身寄りのない母をないがしろにして地方へ行ったことが、母が心を病んだ原因だったと気付き、自分の生活が本当に様々な方の支えの上で成り立っていることに気付き。
そこでやっと自分がやりたいことはなんだろうと考えるようになりました。
今現在は自由に出歩くこともあまり出来ないので、やりたいと思ってやれることもたかが知れていますが、それも自分で蒔いた種。
色々昔の事なんかを考えていると、十代の頃はもっとバカで、高校を中退してふらふら知り合いの店でバーテンダーの真似事なんかしてたなぁとか、基本夜遊びしかしてないなぁとか、ほんとバカでした。
でも、漫画だったり小説だったり映画だったり、所謂創作物はずっと大好きでした。
何にしろ0から何かを生み出すことに憧れの様なものをずっと抱いていました。
そんなことも忘れてましたけどね。
だからといって後悔は全くしていないのでいいんですが、そんな憧れに一度向き合ってみたいと思い、とりあえず原稿用紙と向き合うようになりました。
メシが食えるなんて毛ほども思っていないので、仕事は仕事として、書き物はあくまで趣味として始めました。
そんな時、そういえば十代の頃モバゲーで携帯小説読み漁ってたなぁと思い、エブリスタに登録してみた所存です。
当時読んでいた小説の作者さんが素晴らしいプロ作家さんになっていたりして、なんかすごいあれです。勝手に感慨深いです。
章タイトルのわりに何の自己紹介にもなっていませんが、勝手にスッキリしましたありがとうございました。
次章からはマシな文章を書くつもりなので、宜しくお願いします。
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