第2章 最初の罠

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「座って」 「律さんっ……」 「いいから座れ!」 思い返せばここが 運命の別れ目だったのかもしれない。 「座れ」 強い口調でたしなめられると 僕は逆らうこともできず 「……はい」 再びその場に おずおずと腰を下した。
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