第2章 最初の罠

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僕が肩をすくめて 背を向けた矢先。 『ねえじゃあさ、迎えに行くから――今夜食事に付き合ってくれない?』 「え?」 僕と可偉人 同時に声を上げる。 『実は君に……話したい事があるんだ』 ――何事だ。 いまだかつてない展開に 僕はしばし目を丸くする。
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