第1章

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私は、いつものようにいつも道理の道を歩いていた。 なのに何故か私は、今知らない場所ないる。 「ここ何処よ。」 周りにはビルもなく、電線もない。 「いつ道間違えたんだろ。それにしても、車も走ってないなんて・・・」 項垂れ座り込んでると1人の男に声をかけられた。 「おい。ここで何してる。」 「そんな怖い顔で聞いたら怖がられますよ。土方さん」 「総司・・・お前は少し黙ってろ!」 なんか聞いた事のある名前が出たけど、ここはスルーしとこう。 「あの・・・ここはどこですか?」 「迷子みたいですね。どうします?土方さん」 迷子じゃないんだけど・・・・。 「仕方ねぇ、屯所に連れてくぞ。おい、女一緒に来てもらう。逃げようなんて思うなよ。」 と、屯所? 「え?私はここが何処か聞いただけなのに、なんで連れてかれないといけないんですか?」 「ここですか?ここは京ですよ。」 「京?!」 「はい。それに、私達と一緒に来た方が安全ですよ。最近の京は物騒ですから。」 京都が物騒なんて江戸時代の話でしょ??しかも京って略すのだって。 「いつの時代の話をしてるんですか?今は江戸時代じゃないのに・・」 「お前こそ何訳のわからねぇ事を言ってやがる!今は江戸時代じゃねぇか!」 えっ! 「とりあえず聞きたい事が山ほどある。一緒に来い。」 「さぁ行きましょう。大丈夫ですよ、逃げなければ切ったりしません。」 全然大丈夫じゃないじゃない!でもここで1人で居てもどうにも出来ないし、行くしかないか。
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