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私は、いつものようにいつも道理の道を歩いていた。
なのに何故か私は、今知らない場所ないる。
「ここ何処よ。」
周りにはビルもなく、電線もない。
「いつ道間違えたんだろ。それにしても、車も走ってないなんて・・・」
項垂れ座り込んでると1人の男に声をかけられた。
「おい。ここで何してる。」
「そんな怖い顔で聞いたら怖がられますよ。土方さん」
「総司・・・お前は少し黙ってろ!」
なんか聞いた事のある名前が出たけど、ここはスルーしとこう。
「あの・・・ここはどこですか?」
「迷子みたいですね。どうします?土方さん」
迷子じゃないんだけど・・・・。
「仕方ねぇ、屯所に連れてくぞ。おい、女一緒に来てもらう。逃げようなんて思うなよ。」
と、屯所?
「え?私はここが何処か聞いただけなのに、なんで連れてかれないといけないんですか?」
「ここですか?ここは京ですよ。」
「京?!」
「はい。それに、私達と一緒に来た方が安全ですよ。最近の京は物騒ですから。」
京都が物騒なんて江戸時代の話でしょ??しかも京って略すのだって。
「いつの時代の話をしてるんですか?今は江戸時代じゃないのに・・」
「お前こそ何訳のわからねぇ事を言ってやがる!今は江戸時代じゃねぇか!」
えっ!
「とりあえず聞きたい事が山ほどある。一緒に来い。」
「さぁ行きましょう。大丈夫ですよ、逃げなければ切ったりしません。」
全然大丈夫じゃないじゃない!でもここで1人で居てもどうにも出来ないし、行くしかないか。
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