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………いや、ちょっと待って。
負け惜しみ?
別に負けてはないじゃんか。
憧れて、夢をみて、、、
それを負け惜しみだというなら、それはリア充が私みたいな人を見下している、立派な証拠。
なによ、一時の幻想に酔っているだけのくせに!
いくらリア充だ、なんて言っていても
いつかは終わりを迎える。
だけど、リア充『だった』ってことは変わらないから、周りの人たちは冗談だろうと本気だろうと
リア充『だった』人に、聞きにいくんだ。
具体的には、別れた理由とか告白のしかたとか、どれくらい相手のことが好きだったのか、もしくは今でも好きなのか…
人にもよるし、おおっぴらにして言わない人だっているだろうけど、私が見たのはこんな感じ。
でも、所詮リア充だってもともとは非リア側の人間。
それなのに、なんでリア充になった途端に見下し始めるのか。
今までの自分じゃあない、って主張したいの?
そんなこと、主張されなくたってわかるよ!
明らかに違うじゃない、今までとは。
それから。
リア充だーって言ったそばから別れちゃって、また非リアに戻るなんてことがあったら滑稽。
これだって、人にもよるけど。
だったら…
憧れるくらい、夢をみるくらい、いいよね?
私は、リアルの生々しさについていけないだけだから。
クラスにいるリア充だって、好きなはずの恋人と話しているとき、面倒くさそうな顔をしている人がいるんだもの。
そんなところを見たら、
恋愛ってなんなの?
え、好きってなに?
なんて疑問が湧いてきたって不思議じゃあないよね?
前回に比べたら、心のなかがかなり洩れてるけど、そこはご愛嬌だよね?
私はやっぱり、恋愛は幻想だと思うんだよ!!
いつかは終わりを迎える運命だから!
そんなこと言ったら、人間の一生も終わりを迎えるじゃないか、だったらそれはどうなの?
それとこれとは別なんだよ!
恋愛とは、二人以上の人間がするもの。
ちゃんと、大きな辞書で調べたんだから!
たまーに、死んでからもその人のことを諦められないってパターンもあるけどさ、それって、だいぶん好きじゃなかったらないと思うし。
そして、そんな人にはなかなか巡り会えない。
だから、会いたくても素知らぬふりをして、恋愛なんかには興味を持たないようにして、リア充には冷たい視線を浴びせて。
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