0人が本棚に入れています
本棚に追加
あの日以来、僕は彼女の言葉が引っかかって仕方がなかった。
「私が死んだら悲しむでしょう?」
それはそうだろう。
好きな人が死んだら悲しい筈だ。
もしかして重大な病気に掛かっているのかもしれない。そう思い友達を通して彼女について聞き回っていたが、健康診断に問題はなかったことを知った。
もしかしたら、僕を遠ざけるための嘘だったとか…?
いや、そんなことする意味が無い。
やはり一番考えられるのは…
彼女が近々殺されるということではないだろうか。
最初のコメントを投稿しよう!