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「ああ。お前は暫く休養期間で休みにしてある。」
「……」
ドラマの話って…もう流れちゃったんだよね。
でも完璧に人間の姿を保つようにならなきゃ…悪魔だってバレちゃう。
一生懸命やらなきゃな。
頬を撫でるカインの指に自分の指を重ねる。
「私頑張る。一日でも早く九条司に戻れるように頑張るからね。」
「ああ、お前ならすぐ戻れるだろうな。暗記は得意だろ?」
「うん。セリフ覚えるのと一緒だよね?」
「まあな。運動能力も高いし暗記も得意なら、すぐに帰れるだろうな。」
にっこり微笑むと今度はカインが私の上に覆いかぶさる。
カインの形のいい唇が私の唇をついばむ。
何度も角度を変えて繰り返されるキスに胸が熱くなる。
耳元に艶めいた声で呟くカイン。
「今すぐお前を抱きたい…」
胸が甘く締め付けられ、心臓が激しく鼓動を打つ。
首筋に舌を這わせるカインの肩に震えながら触れる。
胸を這う指先がキャミソールと下着をずらし、直接胸を大きな手で包み込む。
「んっ…ぁ…っ」
舌先が胸の突起を弄び、甘い吐息が漏れてしまう。
恥ずかしい声が勝手に出てきて固く目を瞑る。
カインの指の蠢きに快感に身を震わせ、洋服を全て剥ぎ取られる。
太腿を這う指が濡れた秘部に触れた。
「はっ…っぁあっ…あぁ…」
カインが私の耳元で囁く。
「こんなに濡らして…、聞こえるか?この音…」
意地悪に水音を響かせるカインの指を羞恥から掴んでも、別の手でその手はベッドに押さえつけられる。
「あぁ…っ、…いやっ…」
「イヤじゃないだろ?」
くすりと耳元で笑うカインにくすぐったくて耳を押さえると、その手さえも奪われカインの舌先が耳の中を這う。
「やっ…あぁん…はっ…、あ…」
花弁を這う指がゆっくり私の中を突き挿す。
「ぁあっ!」
頬を濡らすカインの舌が強引に唇を割って入る。
「ん、んっ…っ…ふ…」
吐息が奪われる程激しいキスに頭がじーんとする。
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