第1章

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「室長……ほんといやらしいですね。乳首も好きなんですか?」  その言葉に後ろをきゅんと窄ます。突起をさらに舐めて吸い上げ、たまに歯を立てる。中の指でソコをやさしく擦るように、出し入れをした。 「あっ……ふっ……ああ……ん」  仔犬のような声を発してから、まるでそれが信じられないような顔をしている。全てが俺の想像の上を行く。さすが習志野、俺が惚れただけはある人だ。 「こみ、や……」  俺に全部剥ぎ取られ、すっかり全裸になっている習志野は、まだしっかり着込んでいる俺の浴衣を握り締める。 「なんか……ヘンなんだけど……」 「ヘンじゃないですよ、ソコを刺激されたら、いきたくなってもおかしくないです」 「そう、なの……?」 「はい……だからいっていいですよ」  だから全てを俺にゆだねて、全身で気持ちよくなって。耳元で囁くと、握り締めた浴衣に顔を埋めながら、また習志野が達した。 「ウソだろ……」 「室長、後ろでいけましたね」 「俺ここ数年、二回も続けていったことないんだけど……」  そっちかよ! っていうのはともかく、今度は俺の番だ。起き上がって、習志野の体をうつぶせにして、腰を引き寄せた。尻だけ高く上げるようにする。 「こみ、や?」  さすがのド天然な習志野でも、何をされるのか察したみたいで腰を引こうとする。だがそれをぐっと引き寄せて、俺の腹と密着させた。 「ちょ、っと……待って」 「待ちません」
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