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もう充分すぎるくらいぐずぐずに解したし、二回もいっている習志野は体が弛緩している。躊躇わずそこに自分のものを埋めた。
「うっ……はっ」
「室長、息大きく吐かないと苦しいですよ」
習志野は言われたとおりにはあはあと大きく息を吐く。
「そう……上手です。もっと挿れますよ」
ぐぐっと押し込むと苦しそうなくぐもった声が聞こえる。そして思い出したように大きく息を吐いている姿はいじらしくて、俺の中の何かが弾けた。
「くっはっ! 深い!」
習志野の縋るような声を無視して最奥まで突きたてた。奥で慣らすように少し動かしてからずるっと抜け落ちる寸前まで引き抜く。
「ひっ……あん」
かろうじて習志野と繋がっている自分のものにローションを直接たらしなじませると、また最奥までずんと突く。
「ぐっ……」
「はあ……室長の中、あっついです。とろけそう」
その後は激しく律動を繰り返した。習志野はしばらく、ひっとか、うっとか、呻いていたが、だんだんと声もでなくなり、ハッハッと息を逃すのみになった。
「すっげー気持ちいい」
尻に打ち付けるたび、ずちゅっと卑猥な音が響く。習志野は頭をぐったりと下げているので、両腕を掴み、後ろにひっぱった。深く挿れながらそこでゆるゆると円を描く様に動かす。
「あうっ……」
多分突き上げる角度が変わったはず。習志野の頭が少し上がったので、抽送を再開する。
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