第1章

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 あれ、今中がきゅんて締まったよね。たまらず背中を引き寄せて、キスした。もう、上も下もぐっちゃぐちゃで、すっごい気持ちがいい。 「あっ……またいきそうです。室長の中でいっていいですか?」 「ああっ……こみや、激しいって……」 「いきますよ」 「…………うん」  ………………だからそれ、反則だとあれ程。上目づかいにやられていってしまった……。 「はあ……」 「小宮も……気持ちよかったの?」  いやいやいや、この状態見てわかんないすかね。 「はい、すっごい……気持ちよかったです。ここで死んでもいいくらい」 「……よかった」  習志野はふにゃっとした顔で笑って、目を閉じた。  あんた……何処でそんな凶暴な技、習得したんですか? 俺を萌え殺す気ですか?  いろいろ聞きたいことがあったのに、習志野は力尽きたのかもう目を開ける様子はない。  なんかもうこれ、取り込むつもりが、完全に取り込まれたよね。まあ、心は以前から取り込まれてたけど。  シャワーでも浴びようと思ったけどなんだかいろいろ俺も力尽きそうだ。このまま目を閉じたいけどかろうじて習志野の体だけはきれいにしてから、今度こそ本当に力尽きた。
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