第1章

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白未の座っていた所が突如光出す。 突然の発光なのにも関わらず、白未は相変わらず、アイスティーを口に運ぶ。 その間にも発光は進む。 白未を中心として円形状に広がり、文字らしき物が紡ぎ出され、更に六芒星のマークが浮かび上がる。 と、その光は集束していき、やがて陣だけを残し、消えていった。 全貌は俗に言う、マンガやアニメに出てくる魔方陣。 それが白未を中心に描かれた。 「………どこぞの召喚魔方陣か。」 だが、白未は冷静で尚且つ、その魔方陣が何なのか一瞬で見破った。 そして、その魔法陣を、 「………ん」 パリイィィン 地面に向け放った拳一つで叩き割った。
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