第3章 サプライズ
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押し黙ったままの 僕の代わりに 「驚いたよ。本当に――驚いた。なあ静?」 わざとらしく律が肩をすくめた。 それで一層 場は盛り上がる。 分かってる。 みんな律の顔色ばかり窺って。 「ええ、胃の中の物が全部出そうなほど驚いた」 純粋に僕の誕生祝いにやってくる人間なんていない。
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