第3章 サプライズ

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「放してください……こんなとこで」 まるで僕の考えていたことなど お見通しかのように。 「ここにあいつがいればよかったな」 僕の首筋に唇を這わせながら 他人事みたいに囁く。 「あれ?スイッチどこだ?」 「ちょっと待って。見えないよ」 なかなか電気がつかないのをいいことに。
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