第3章 サプライズ

9/25
前へ
/25ページ
次へ
僕を傍に置いておきたかった律は 『お父様、お母様――静くんは非常に優秀なお子さんです』 僕の両親を説き伏せ 大学進学を断念させた。 代わりに 莫大な金を積み 『生涯僕の手元に置きたいほどですよ』 自分のアシスタント兼会社の広告塔として僕を雇ったのだ。 もちろん 僕には選択肢も拒否権もなかった。
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

77人が本棚に入れています
本棚に追加