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翌日、
私の頭は、
朝から混乱していた。
『昨日のあの子は、
栗田君?』
『でも、
彼は男の子。
何で、
女の子の格好?』
『同性愛者?』
『まさか、
でも、
何で??』
『いやっ、
見間違い? そうだとしたら、
何で逃げるの?』
登校時の道が変に遠く感じる。
複雑な気持ちで学校に着いた私はローファーを靴箱に…………手紙があった。
ノートの端を破った紙には、
シャーペンで走り書きがされていた。
『昨日の件で、
話したいことがあります。
今日の放課後、
教室で待っていてください。
栗田』
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