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私自身、
どうすることもできなかった。
そして、
放課後。
私は、
無いようで活動している美術部の活動を終えて、
教室に戻ってきた。
誰もいない教室は、
閑散とし、
日が落ちるのが速くなった太陽は、
16時には、
赤く染まっていた。
外からは野球部の声が聞こえ、
吹奏楽部のブラスバンドの音が聞こえる。
私は、
教室の電気をつけたあと自分の席に座り、
とりあえず、
提出し忘れた宿題をやり始めた。
その間にも頭の中は、
彼の女装姿が脳裏から離れなかった。
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