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その日の日曜日、
私は、
学校の帰り道にあるカフェ“スープ”に来ていた。
このカフェは、
前々から来たいと思っていたけれどなかなか来られずにいた。
でも、
今回来て、
大満足。
店内に広がる外の光が、
部屋を明るくし、
ノルウェーから発注したという色合いのきれいな家具やソファーが店のイメージと見事にマッチしていた。
2人掛けようのマットに座るとそのフカフカ感が、
何だか貴族かお金持ちのお嬢様にでもなったような気がする。
まだら模様をした毛皮のマットの上にガラス製のテーブルがまた、
おしゃれに見えた。
シャンデリアのかかる店内は、
夜になると少しメルヘンのような雰囲気を出してくれるのではないかと思う。
「ご注文は、
何になさいますか?」
そう黒いシックなエプロンをかけた茶髪の店員さんが、
メニューとにらめっこする私に尋ねた。
「えっと、
抹茶カプチーノとチーズタルトを一つください」
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