第1章

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そんなこんなで、自宅へと着いた二人。家は隣同士で親同士も仲良い。 後でオンラインの中で会うことを約束し、家の中に入る。 慌てて靴を脱ぎ、台所へと急ぐ。 荷物が届いてないか、親へ確認しにいくのだ。 「ただいま母さん!俺の荷物届かなかった?」 「あっ、おかえり武!変なヘッドギアとディスクが届いたわよ?野球でもする気なの?」 と、呆れた風に言う母さん。 どうやら、荷物の中身を見たらしい。それもそうだ。それだけの荷物で10万もする代物なのだ。 気になるのもしょうがないだろう。 「バカ言うなよ母さんwそれより飯くれよ飯ー」 そんな俺に、はいはいと呟きながら飯を出してくれた。 急いで食べると自室に荷物を持っていって、パソコンにセッティングした。 いよいよ俺の大冒険が始まる。 期待に胸を膨らませ、ヘッドギアをかぶりゲームを起動する。 頭がふらつくと同時に、意識を失った。
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