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きたー!!!
なんでだろう!こういう事態を予想して僕はお風呂に入りたくなかったのに!あぁそうかリグロルに上手く乗せられたんだった!いや、どうしよう!自分でも馴染みのない自分の体の秘部を女性に洗われるなんて!
は、は、はずかしぃいいいいい!!!!
文月の内心の葛藤を察してかリグロルは無理に膝を立てようとはせず静かに待つ。
ぐっと唇をひきしめ、文月はゆっくりと膝を曲げ始めた。リグロルも文月の速度にあわせてゆっくりと膝を支える。
文月の覚悟していたよりも膝の軌道は徐々に外に曲げられてゆく。
そうだよね!そりゃそうだよね!まっすぐ曲げたら洗えないもんね!けどね!けどね!けどねぇえ!
リグロルの手が文月の膝の裏から静かに抜かれた。
もともと体操部で柔軟性のある体だったのだが、女体化してさらに柔らかくなったのか膝は真横にまで難なく落ちた。
お湯を含んだ温かく柔らかい布が広げられた内腿を洗う。布はゆっくりと丁寧に中心に向かう。
文月は目を閉じたまま既に洗い終わった胸を両手で抱きしめた。横になって流れていた胸がぐっと集められ明確な谷間が出来るが、文月に気づく余裕はない。
どんな刺激が自分に加えられるのか文月は僅かながらも恐怖心を抱きながら緊張した。
リグロルはもう一度文月にお湯をかけて全身を暖める。
そして布をそのまま文月の股間に当てた状態でもう一度お湯を全身に優しくかけた。
布を中心部にゆっくりと押し当てる。
リグロルとしては文月が緊張しないように最大限の配慮をしながら行動したつもりだったが文月の緊張はほぐれる気配はない。
さて、どうしようかとリグロルは考える。
自分の体に抵抗を感じるようでは今後のタルドレム王子との子作りなど夢のまた夢だ。
リグロルは一旦手を止め文月に優しく静かに語り始める。
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