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幼い頃の行動を引き合いに出し、顔を赤らめ照れながらも憎まれ口を叩く父。
素直になれない不器用な性格。
この特徴は、娘の私にもしっかりと受け継がれている。
だけど、似た者同士の親子だから。
言葉にしなくても、きっとお互い気持ちをわかっている。
―――ずっと見守ってくれてありがとう。
“家族”としての縁が切れたって、大好きなこの気持ちはずっと変わらない。
都会に嫁ぎなかなか会えなくても、コスモスの花を見る度、きっと私は父の事を思い出す。
―――いつまでも私の“お父さん”だからね……?
≪With love the bouquet to ... * END≫
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