第4章

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入江の、眼鏡をかけていない目が少し見開かれる。 バスタオルは青。 対して、入江体は白くて。 脳に青空が広がった。 「空…」 言葉にして呟く。 青空はまだ少しの水分を滴らせていて、 雨上がりの空を連想させられた。
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