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 Battleしているクルマの視点に戻ろう。  デジャ・ヴ「覚醒の力」で覚醒した大崎の走りはSakuraZoneをものすごい速度で駆け抜ける。  左U字ヘアピン、90度の右Cornerを<CompactMeteo>で抜け、2連U字ヘアピンをGuardrailにKiss寸前のDRIFTで抜けて100m離れていた戸沢との差を大崎はデジャ・ヴの力で縮めていき、ついには戸沢の青いTaillampを捉えるッ! 「縮めてきたか、なんだあの赤いAURAは!? このAURAを纏って速くなったか――このAURAを纏って速くなったと言っても、峠に一番向いているFFと走りに関係なものを犠牲にして速さを追求したTYPE-Rの走り、そして榛名最速と呼ばれ「上毛三星」の1人と言われている俺とDC5をなめんなよ……絶対抜かせないからな」  差を縮めてきた大崎が発動中のデジャ・ヴのAURAに一瞬驚いたが、TYPE-Rと榛名最速の意地に駆けて負けられないという気持ちで車を走らせる。
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