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3
5連続ヘアピンに突入したばかりの2台は最後の勝負に入った。
「ここから最後の勝負だ、逆転はさせない。さっきの第3高速Sectionでは縮められたが、下りでの加速とコーナリング性能ではこっちのほうが上だ。絶対に抜かさない。勝つのは俺だぜ」
1つ目の右ヘアピンは戸沢はGRIP走行、大崎はDRIFT走行で抜けた。
それを抜けたら短いが直線に入り、直線を終えるとまた曲線、左ヘアピンに入った。
「来たぞッ! 戸沢のDC5が先行だッ!」
「――Courseは残り少ない……ワンエイティのほうが不利な5連続ヘアピンで――どう追い抜くのか――?」
2つ目の左ヘアピンにあるガードレールの奥にはDUSTWAYの2人が観戦していた。
サクラは後攻の大崎がどう追い抜くのか、考える。
「もう残り少ない、さてどう追い抜く? ワンエイティにはBlindAttackのような追い抜きが使えない。さて、どうやってオレを抜けるか?」
後ろの大崎に対して戸沢はどう追い抜けるかって聞こえないが尋ねる?
「抜けないように差をつけてやろうか.。<Hayate討ち>ッ!」
抜かせないようにHayate討ちを使うッ!
「相手は<Hayate討ち>を使ってきたか……こっちも技を使おうッ! 出来れば強力な技で行こうッ! 小山田疾風流<Fly Me So High>ッ!」
大崎も戸沢に対抗して<Fly Me So High>を使うッ!
戸沢のGRIP走行、大崎のDRIFT走行が激突するッ!
その時ッ! 大崎の使った<Fly Me SO High>の煙からAURAを纏ったワンエイティにある変化を起こすッ!
「あれ、あの技はッ!?」
ワンエイティから煙が現れて、消えたッ!
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