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赤城5連続ヘアピンの2つ目には白い光景が現れたッ!
「なんだあれッ! ワンエイティの故障か……!」
「――消えたのか……」
その姿にGalleryしているDUSTAWAYの2人には故障なのか、消えたのか分からず、困惑するッ!
「後ろに煙が上がっている……ッ! ワンエイティがいないッ!? 故障したのかッ!? まさか――あの煙の中ッ!?」
その姿に戸沢も困惑していた。
その煙は戸沢DC5を包んでいくッ!
「くそゥ! 煙に包まれたかッ!」
DC5が煙に包まれた後、煙はヘアピンを立ち上がるとすぐ消えていく。
煙が消えると大崎のワンエイティと戸沢のDC5が姿を再び現した。
煙の影響なのかポジションが前後逆になり、大崎が先行、戸沢が後攻になった。
「今の見たか、サクラッ! 煙の影響なのか、大崎ちゃんが戸沢を追い抜いたぜッ!」
「――すごいな……」
煙を使って戸沢を追い抜いたことにDUSTWAYのTOP2は興奮の言葉を放ったッ!
あの煙はやはり……。
「成功したよ……ついに――おれが練習で放てなかった<Skeleton Attack>が成功したよ。しかも一発で戸沢のDC5を追い抜いた――」
そう、戸沢対策に練習していたが失敗に終わった<Skeleton Attack>、
本番でやっと成功し、戸沢を追い抜くことができたのだった。
「あの煙は追い抜きのため放ったということだな。くっ、面白い奴だぜ。BlindAttackに似たような技を使うとはな――」
悔しそうな言葉を放ったが、その追い抜きを戸沢は認めている。
「だがな……後攻に入ったほうが俺は速い。最後まで諦めないぞ。あのAURAを纏って速くなってワンエイティに着いて行って、そしてまた再び抜くッ!」
終盤で追い抜かれたが諦めなかった。
大崎の尻尾を追うとAcceleratorを暖めず、大崎に着いて行こうとした。
しかし、次の3つ目のヘアピンである右ヘアピンではデジャ・ヴ「覚醒の力」でコーナリング性能とDriverの操作性と集中力を上げた大崎ワンエイティにCorner勝負で負けて離され、さらには直線ではデジャ・ヴで速くなった加速に離されてしまい、ついには勝機が消えてしまい、戸沢は勝負を諦めてしまう。
勝負を諦めた戸沢はDC5のAcceleratorを暖めてしまった。
このBattleは大崎の勝利にまた終わった――。
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