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このBattleの結果は頂上にいる戸沢以外のWHITE.U.F.OのMemberにも伝えられた。
「ピッ! ただいまBattleが終了しましたッ! このBattle――戸沢さんが敗北しましたッ! 白い煙を纏ったワンエイティに抜かれたようです」
「そんなッ! 榛名最速Downhillと呼ばれ、「上毛3星」と呼ばれた戸沢が負けた……?」
それを聞いた柳田は驚きを隠せなかった。
榛名最速で上毛3星と言われる戸沢が負けたのだから。
智とPlasma3人娘の方は――。
「勝ったッ! 第3戦、完!」
「第3戦と言うより、第4戦やろ、熊九保はん。といっても第6戦、完やね」
「あ、そうだべ。サキさんが勝ちましたッ! 智さんッ!」
大崎が勝ったことを智に伝える。
「さすがだな、大崎。デジャ・ヴを発動させ、練習で苦労した<Skeleton Attack>で戸沢を追い抜くとは大した奴だ」
勝った大崎に「さすがだ」と健闘をたたえる。
「あの榛名下り最速の戸沢龍を倒しましたッ! くッー! 興奮してきたべッ! サキさんに着いてよかっただッ! 下に行って祝いましょうッ!」
「そうだね。車に乗って下に行こうッ!」
「私も賛成だ。Goal地点に行って大崎を祝いに行こう」
熊九保は大崎に祝いに行こうと言った。
熊九保以外の3人は賛成し、4人はそれぞれのクルマに乗って赤城道路を下り、Goal地点へ向かった。
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