4

1/3
前へ
/22ページ
次へ

4

 このBattleの結果は頂上にいる戸沢以外のWHITE.U.F.OのMemberにも伝えられた。 「ピッ! ただいまBattleが終了しましたッ! このBattle――戸沢さんが敗北しましたッ! 白い煙を纏ったワンエイティに抜かれたようです」 「そんなッ! 榛名最速Downhillと呼ばれ、「上毛3星」と呼ばれた戸沢が負けた……?」  それを聞いた柳田は驚きを隠せなかった。  榛名最速で上毛3星と言われる戸沢が負けたのだから。  智とPlasma3人娘の方は――。 「勝ったッ! 第3戦、完!」 「第3戦と言うより、第4戦やろ、熊九保はん。といっても第6戦、完やね」 「あ、そうだべ。サキさんが勝ちましたッ! 智さんッ!」  大崎が勝ったことを智に伝える。 「さすがだな、大崎。デジャ・ヴを発動させ、練習で苦労した<Skeleton Attack>で戸沢を追い抜くとは大した奴だ」  勝った大崎に「さすがだ」と健闘をたたえる。 「あの榛名下り最速の戸沢龍を倒しましたッ! くッー! 興奮してきたべッ! サキさんに着いてよかっただッ! 下に行って祝いましょうッ!」 「そうだね。車に乗って下に行こうッ!」 「私も賛成だ。Goal地点に行って大崎を祝いに行こう」  熊九保は大崎に祝いに行こうと言った。  熊九保以外の3人は賛成し、4人はそれぞれのクルマに乗って赤城道路を下り、Goal地点へ向かった。
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加