Lesson6

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だけどあの男に出会ってからは─── 無色透明だった可奈子がだんだん色づいていくのを オレはただ見ているしかなかった─── 『葉ちゃん』 昔と同じ、オレを呼ぶ声が だんだん聞こえなくなってきた 可奈子がオレを訪れることが少なくなって あの男と過ごしているのだと─── 想像するだけで胸が焦げそうだった
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