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快感から逃れようとするように彼女の腕が空を掻く
それを捕らえてベッドに押さえ付けると更に快感を送り込んでやる
「んっ───あっ…も、ダメ───」
彼女の身体が大きくけいれんするのと同時に、中にいるオレを締めつけた
「あ───あ───ぁんっ…」
堪らずに解放するのと、彼女の身体から力が抜けてベッドに沈み込むのが同時だった
「───上手にイケたね…?」
荒い息を繰り返す彼女の顔にかかった長い髪を梳いてやる
『初めて』の経験に目は潤み、頬は上気していた
汗ばんだ彼女の力の入らない身体を抱き寄せると、そのまま身体を委ねてくる
他の男の癖のついていない素直な身体───
この日からオレは美紀の身体に淫らな施しを与え続けた
もう、オレなしではいられなくなるように───
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