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「此処がいい?ベッドに行く?
それから───」
選択肢を与えているようで与えていない問いかけに諦めたようについてくる彼女の耳元で一際低い声を出す
「ウチではセンセって呼ぶなって言ったろ?」
「あ…!」
しまった、というように彼女の身体が緊張する
彼女は知っているのだ───この後、自分の身に降りかかる呵責を
その怯えるような瞳に、オレの頬が緩む
「いいよ、赦してあげる。
その代わり───」
───いい顔だ。ゾクゾクする
「美紀が自分でシて?」
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