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「今度はコッチで───シて?」
艶かしく濡れた唇を光らせたキミはするりと肌を曝すとオレに跨がった
放出してもなお屹立したままのソレに、覚束無い手つきで準備を施して自分に宛がうと、不器用に呑み込もうとするが上手く挿入らない
「真っ直ぐ腰を落とすんじゃなくて前後に動かしてごらん…?」
「は───あっ…」
恐ろしく巧みなテクニックと稚拙な交わり
そのアンバランスさに彼女にそれを仕込んだ男へ湧いてくる苛立ちを、理不尽だと知りつつ彼女にぶつける
「どうして欲しいか言ってごらん?」
「───シて、ください…」
「…どうして欲しいの…?」
その瞳の奥に灯った淫靡な焔はオレを更に煽り立てた
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