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「―――ああっ…」
「───声、出さないでって言ったよね?『かな』」
ピタリと律動を止めてずるりと彼女の中から抜け出した
「萎えた」
突然抜き取られた熱を求めてオレを見上げる瞳
身体の奥の熱を持て余して焦れる姿に口角が上がる
「…まだ、欲しいの?じゃあ、あーんして」
言われたとおりに開けた口にオレを含ませると、教えたとおりに奉仕を始める
自分の愛液塗れのそれを嫌がる素振りも見せずに懸命に舌を這わす仕種に、ふたたび昂りを取り戻す
「ん、上手になったね―――挿れてほしい?」
咥えたままコクコクと頷く彼女の髪に指を入れて後ろに梳いてやる
「じゃ、後ろ向いて」
突きだされた腰を掴んで、何の防備もしないまま彼女に突き立てた
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